女性団体として


    OKAMOTO  

 

YWCAは「女性による」、キリスト教を基盤に

世界平和を考え、行動する団体です。

私が育ち、教育を受けた時代は「女性」というより

「よき妻、よき家庭婦人」という意識が一般的であり、

女性問題は夫婦や家庭内の問題だとされることが

ふつうでした。

この30年余りで世の中がずい分変わったと感じます。

 

 

静岡でも県女性会館(あざれあ)や市女性会館(アイセル)ができて女性の社会進出を促す事業が

進められ、さらに性差をなくす方向の中であざれあは男女共同参画センターとなりました。

確かに女性に係る問題は女性だけで考えるのではなくて、皆で取り組む必要があります。

例えばDVも被害者は女性の方が多いのですが、女性の問題ではないのです。

 

 

このような世の中の流れの中で、YWCAはまだ会員は女性であることとしています。

(男性は賛助員として加わって下さっています。)これは理由があっての選択です。

女性たちが自分自身のさまざまな問題を安心して話せる、痛みを分かち合える

場所が必要でした。YWCAなどの女性団体はそんな場所を提供し、

多くの問題が個人的な問題ではなくて共通する社会的な課題であることが分かって、

声を上げてきました。

 

 

一昨年、女性会館と他の女性グループとも一緒に企画運営した「性差医療」についての講座は、

女性たちが求めているものを話し合い、解決の方向を探っていく活動のひとつでした。

女性たちが女性の視点で問題に関わり、どんな支援が求められているのかを学びながら、

行動していくことは今まだ必要とされています。

 

 

4月24日は世界YWCA日です。世界各国のYWCAが女性の課題とちからを分かち合う催しを

行なうよう世界Yから呼びかけがきています。テーマは「安全な世界を創るのは女性です」。

女性のもっている「いのち」への思いが積極的な結集によって大きな平和への力となることを信じています。